試合速報

現在7連勝中と絶好調の横浜DeNAベイスターズ。今日の試合は、ソトのソロホームランと犠牲フライで2点を上げるも、投手陣が中日打線に捕まり6回までに4点を失ってしまう。なんとか追いつきたい打線だったが、7回以降は中日投手陣に封じられ試合終了。8連勝とはならなかった。

先発のマウンドに上がるのは7月16日に支配下登録されたばかりの中川虎！注目の立ち上がり、1番・平田をセカンドフライに仕留めるも、続く大島に四球を与えてしまう。さらに3番・アルモンテの打席で大島に盗塁を決められ、アルモンテには内野安打を許し1死1・3塁のピンチを招いてしまう。なんとか踏ん張りたい中川虎だったが4番・ビシエドにセンターへの犠牲フライを放たれ先制点を奪われてしまった…。

2回、中川虎は1死から京田、木下拓に連打を許し、この回もピンチを招いてしまう。しかしここは9番・笠原のスクイズを阻止し2死を奪うと、続く平田をレフトフライに打ち取り得点を与えない！中川虎はここで降板。「調子自体は悪くなかったですが、一軍のマウンドは緊張しました。先頭打者の平田選手をアウトに打ち取ったことで少し落ち着きましたが、大島選手を出塁させて初球に盗塁を許してしまった場面は、自分の油断がありました。全体的なレベルアップが必要だと感じましたが、ランナーを背負った場面での投球が、特に課題だと感じました」と、悔しいプロ初登板となってしまった。

反撃したい横浜DeNA打線だったが、中日先発・笠原をとらえられない。坪井コーチは「立ち上がりは前回対戦時より、変化球が多い印象を受ける。チェンジアップを有効に投球してくるので、決して強引にならず、逆方向に打ち返すイメージをもって打席に向かうこと。低めのボールになる変化球をしっかりと見極めて、積極的に打っていってほしい」と、笠原攻略のアドバイスを送る。

3回、中日打線がこの回からマウンドに上がった2番手・国吉に襲いかかる…。この回先頭の大島、アルモンテの連続ヒットで無死1・3塁とされると、ビシエドを併殺に打ち取るも、この間に3塁走者が生還し1点を献上してしまう…。

点差を広げられてしまった横浜DeNAだったが直後の4回、ソトが反撃の狼煙を上げる！2死から笠原の投じたカーブを完璧にとらえた！大きな打球はレフトスタンドに届くソロホームラン！ソトは「浮いてきたボールを前でしっかりととらえることができました。逆転できるように引き続き頑張ります」と、この一発を振り返った！

1点差に詰め寄った横浜DeNAだったが5回、平田の不運な当たりのツーベースなどで1死3塁のピンチを招くと、アルモンテにライトへの犠牲フライを許し2点差とされてしまう…。

それでも6回、代打・細川がレフトへのヒットを放つと、中井、筒香が四球を選び無死満塁のチャンスを作る！このチャンスに前の打席にホームランを放っているソトがセンターへ犠牲フライを放ち2-3と再び1点差に！

その裏、ベンチは武藤をマウンドへ。しかし武藤も中日打線に捕まってしまう…。ツーベースと申告敬遠などで1死2・3塁とされると、木下拓の犠牲フライで追加点を許してしまう…。

これ以上点を与えられない横浜DeNAは7回に三嶋を送る。三嶋は大島にツーベースを浴び、アルモンテを申告敬遠で歩かせ、この回も得点圏に走者を置かれてしまう。踏ん張りたい三嶋はビシエドをスライダーで空振り三振に斬って取ると、続く阿部も空振りの三振に仕留めピンチを切り抜ける！8回はエスコバーにスイッチ。エスコバーは堂上を三振、京田をサードフライに打ち取ると、最後は木下拓から空振り三振を奪い三者凡退の好リリーフで9回の攻撃に望みを託す！

諦めない横浜DeNAだったが、中日・岡田を攻略できずこのまま試合終了…。敗戦を喫してしまった。

来週火曜日からは本拠地・横浜スタジアムに戻り東京ヤクルトを迎えての3連戦。毎年恒例の“横浜・夏の一大イベント”『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2019 Supported by 横浜銀行』で全力を尽くし勝利を届ける！