チームの成長を肌で感じています。今年は観客数も増加し、多くのファンの方々も同じだと思います。クライマックスシリーズ（CS）には行けませんでしたが、チームは成長過程にあります。

中畑監督には、今年ファンの皆様に夢を見させた訳ですから、責任を持ってその夢を実現してくださいとお願いをしました。中畑監督からは、「がんばります」とお返事をいただきました。

CS出場を果たせなかった時点で、期待に応えられなかった責任を全うしたいという想いを持っていましたが、球団から「来季もやって欲しい」という依頼をいただきました。

甲子園で敗れ「責任を取る」と発言してから今日まで、ファンも含めた周りの多くの方々から「辞めるな」という声をいただきました。ある高校生のファンからは「責任の取り方にも色々とある。辞めればそれで良いんですか？」という7～8枚はある長いお手紙をいただきました。涙が出ました。そうした中で「責任の取り方は一つではないのではないか」という想いが強くなり、今日オーナーから「来季もお願いします」と言われた時には、自分でも不思議なほど自然に「やらせてください。がんばります」という言葉が出て来ました。

我々の仕事は応援してくださる方々の期待に応えること。恩を返すこと。勝つ、という最大の恩返しをせずに自ら去るわけにいきません。プレッシャーも大きいですが、新しい燃え上がる思いが沸いて来ています。

※コメントは一部抜粋