「月間MVPは他の選手の活躍にも左右される賞なので、受賞できたことは本当に嬉しいです。毎年、『もう少し投手が・・・』と言われ続けてきましたが、今年は4度、DeNAベイスターズの投手が月間MVPを受賞し、投手も少しは頑張れたかなと思っています。
個人的には、調整方法なども分からない中で先発を任され、試行錯誤しながら自分にベストな調整方法が見つかりつつあるところで完封や完投できたことが、来季につながるものだと思っています。
チームはシーズン終盤までCS争いできるチームになっていると思いますし、来年は優勝目指してチーム一丸で頑張ります。そのためにも、僕は開幕からローテーションを守って、一つでも多く貯金のできる投手になりたいです」

9月度に月間3勝をあげた横浜DeNA・山口選手は、完封2を含む完投3、防御率1.22という素晴らしい投球内容を披露し、自身今シーズン6月度に続き、シーズン2度目(通算3度目)の受賞となりました。
横浜DeNAからの投手の受賞は、5月度・井納選手、6月度・山口選手、8月度・三浦選手に次いで、今シーズン4度目となり、1975年の月間MVP賞制定以来、大洋、横浜時代を通じても投手部門で1シーズン4度の受賞は、球団初です。
また、横浜DeNAからの同一投手の1シーズン2度の受賞も初となり、横浜時代の1998年6月度、9月度受賞の佐々木選手以来となります。