試合速報

昨日は大量9点を奪い勝利を収めた横浜DeNAベイスターズ。カード勝ち越しが懸かる今日の試合は、5回に先制点を奪うと、7回に楠本のタイムリーで2点をリード！投げては先発・京山が7回無失点の好投で試合を作る！ところが8回、2番手・エスコバーがA.マルティネスに代打ホームランを浴び、1点差に迫られると、9回には伊勢が3連打を許し2-2の同点に。さらに代わった4番手・砂田が京田に2点タイムリーを浴びてしまい2-4…。終盤、リリーフ陣が中日打線に捕まり2-4の逆転負けを喫してしまった…。

先発のマウンドを任されたのは約1か月半ぶりの勝利を目指す京山。立ち上がり、京田をファーストゴロ、岡林をショートライナーに打ち取ると、大島にヒットを許すも、ビシエドをサードゴロに仕留める！2回、2死から桂、高松に連打を浴び2・3塁のピンチを背負う…。先制点を与えたくない京山は続くロドリゲスから空振り三振を奪いピンチを脱出！

京山を援護したい横浜DeNA打線だったが、中日先発・ロドリゲスを捕らえることができない…。嶋村コーチは、「少しコントロールにバラつきを感じる。両コーナーを幅広く使ってくる投球なので、見逃すのを前提ではなく、打ちにいって甘く入ってきたボールを仕留めること。京山のためにも相手より先に得点を奪いたい」と、ロドリゲス攻略のアドバイスを送る。

京山は3回・4回も走者を出したものの、緩急をつけたピッチングで得点を与えない！5回は、1死から京田にヒットを許すなど、2死2塁と得点圏に走者を進められる…。それでも、大島をファーストゴロに仕留め、この回も無失点！粘りのピッチングを見せる！

するとその裏、横浜DeNAが待望の先制点を挙げる！1死から桑原が四球を選ぶと、すかさず盗塁を仕掛け、キャッチャー・桂の悪送球を誘い3塁まで進塁！このチャンスで楠本がセカンドへゴロを打つも、3塁走者・桑原の好走塁で高松のフィルダースチョイスを誘い1点を先制する！

6回、京山はビシエドをライトフライ、福田をサードゴロに打ち取ると、高橋周をセンターフライに抑え、この試合初となる三者凡退！7回は、桂、高松を共に外野フライに仕留めると、代打・福留から空振り三振を奪い2イニング連続の三者凡退に斬って取る！京山はこの回で降板。京山は、「ストレートが軸となりファールを取ることができ、ランナーを出しても粘りの投球ができました。今日の状態を維持できるよう調整していきたいです」と、充実のコメント。

追加点を奪いたい横浜DeNAはその裏、中日2番手・祖父江を捕らえる！無死から代打・神里がツーベースを放つなど1死3塁のチャンス！すると、楠本が高めのスライダーを弾き返し、ライトへのタイムリーで2-0と点差を広げる！楠本は、「ここ最近結果が出ていない中でも試合で使ってもらっていたので、どんな形でもランナーを還したいと思い打席に入りました。貴重な追加点を奪うことができ良かったです」と喜びのコメント。

8回からは2番手・エスコバーが登板。ところがエスコバーは1死から代打・A.マルティネスにソロを浴び、1点を返されてしまう…。最少得点差のまま迎えた9回、マウンドを託されたのは伊勢。ベンチの期待に応えたい伊勢だったが、福田、高橋周に連打を浴び無死1・3塁のピンチを迎える…。防ぎ切りたいこのピンチだったが、代打・渡辺にタイムリーを放たれ土壇場で同点に追いつかれてしまう…。ここで横浜DeNAベンチは砂田にスイッチ。是が非でも勝ち越し点を与えたくない砂田。しかしその後、1死満塁とピンチを広げると、京田にファースト強襲のタイムリーを浴び2点を勝ち越されてしまう…。

9回裏、諦めたくない横浜DeNA打線だったが、中日守護神・R.マルティネスに一矢報いることができず試合終了…。先発・京山が好投を見せるも、リリーフ陣がリードを守り切れず、悔しい悔しい敗戦を喫してしまった…。

明日の予告先発は今永。今シーズンの中日戦は3試合に登板し、2勝0敗、防御率1.71と抜群の安定感を誇っている。明日もエースが中日打線を封じチームを勝利へと導く！