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VOL.16 正しい水分補給で夏バテ・熱中症をシャットアウト!

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2010年7月1日

VOL.16 正しい水分補給で夏バテ・熱中症をシャットアウト!

「夏本番」にはまだ早いですが、身体が暑さに慣れていないこの時期、夏バテや熱中症には気をつけたいもの。とくに野球選手は、運動時間が長く、熱のこもりやすいユニホームで試合に臨むため、夏バテや熱中症になりやすいといわれています。そこで今回は、5月28日に合宿所で行われたセミナーの内容とともに、皆さんにも正しい水分補給の仕方を知っていただきましょう。

夏場は「体温」のコントロールが大事!

熱がある時の状態を想像してみてください。高気温や運動などで体温が1度上がると、内蔵機能が10%低下。ヒトの身体は約60%が水分。体重のたった2~3%水分を失うだけで体調を崩してしまいます。体温のコントロールが難しいので消化不良食欲低下運動能力低下夏バテ、熱中症などの原因に…

失われた水分は、何で補給すればいい?

たくさん汗をかくと……水分だけでなくミネラル分も、失われてしまう…。それほど汗をかいていないときは、水・お茶でもOKですが汗をかいた時には、より体液に近いスポーツドリンクを!水やお茶のみでの補給では、水分量は戻っても、ミネラルは不足のまま!イライラ、だるい、しびれ、まめい、足つり。こんな症状に…

何をいつ飲む? どのくらい飲む?

Question ズラリと並んだドリンク。運動中に飲むのに適したもの、分かるかな? Answer 糖分の多いドリンクは水分補給に適さない!炭酸飲料などのジュースは、糖分が10%以上あり、水分の吸収スピードが遅いのです。同じく、オレンジジュースも糖分が多いので、運動中よりも食事の時や運動後にコップ1杯程度を飲むようにしましょう。運動中はスポーツドリンクがオススメです。

炭酸飲料の砂糖の量をチェック!

皆が大好きな炭酸飲料を実際に作って、どれだけ砂糖が入っているか実習!甘い物のとり過ぎはなぜいけない?暑い暑い夏場はたくさんの汗をかくため、水分の補給が不可欠。しかし、炭酸飲料などの糖分の多いドリンクをとり過ぎると、身体はそれをエネルギーに変えるために体内のビタミンB1をたくさん使ってしまいます。ビタミンB1が不足すると、バテの原因になってしまうのです。

杉原投手と松山投手 今回のセミナーには、ルーキーのほかにこの2投手も参加。杉原投手はマリーンズ、松山投手はファイターズと、過去にそれぞれの在籍球団で栄養学を教わったそうですが、ベイスターズのセミナーには初参加となった両投手に感想を聞いてみました。「日ごろ、気をつけているつもりでも忘れがちなことを、今日は再確認できました。夏バテや食生活の乱れはケガ、病気にもつながってしまうので、今日学んだことを生かして、しっかりと気にかけながら練習に取り組んでいきたいです」(杉原投手)「練習中などはどうしても、飲みやすい物や食べやすい物を手にとってしまいがちなのですが、今日のセミナーでプロの食生活や水分補給の仕方を復習できました。自分の長所でもある身体の強さを保って、もっと強くするためにも、これから実践していきます」(松山投手)

乙坂 紀子(横浜ベイスターズ管理栄養士・調理師)

※この記事は、ベイスターズ合宿所に掲示された選手向け資料、選手の奥様に送付した栄養資料を一般用にアレンジし、お届けしています。

※この記事は月刊ベイスターズ2010年7月号に掲載されています。

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